スワンボートを漕ぎながら

文学部4年の人間があれこれ考えるブログです

噂話に尾鰭が付いて自分の耳に

信用していた友人に悩みを相談したら、知らない間にコミュニティ内に広まっていた。そんなことが何回かある。
そして、その事実には必ず尾鰭が付いている。ありもしない情報が纏わりつき、大切な事実が隠れてしまっている。私がそのことを知るのは、大抵事実が歪曲した後だ。

今回もそんな感じで、私は人間不信になりそうだ。自分の話なんてするもんかと、中学生のときに誓ったはずなのだが、何度も過ちを繰り返している。人間は情報を共有したがるので、気軽に悩みを打ち明けてしまった私が悪いのだ。反省しよう。

本当に信頼できる友人なんて、一生できないのではないか。そもそも、そんなの幻想にすぎず、皆上辺だけの淡い関係に留めており、鼻から誰も信用していないのではないか。
もしかしたらこれが"大人になる"ということなのかもしれない。だとしたら、今回の失敗も経験の一つとして前向きに考えることができる。
でも、それじゃあ今のコミュニティはどうすればいいのか。自分の偽りの情報が広まってしまった後、私がそれを否定したとしても、完全に払拭することはできないだろう。
妥協点を模索して、居心地の良い状態を見つけ出す。それも"大人になる"ということなのだろうか。
難しい。